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2019-01 / 年頭所感

今年もよろしくお願いします。1年の計は多分元旦にある。

やる・買う予定のもの

やる:自炊

これまでとにかく「自炊をしない」というポリシーのもとで生活してきており、毎月5万円程度の食費を常に払い続けてきた。これはひとえに「カネをかけて時間を買う」という行動指針があったからであり、自分の時間を時給と捉えて「自分の1時間をこの作業に使うなら金を払ってでも時間を買う方がマシ」という思想だった。

ただ、ある程度マネージャーに近い仕事が増え、残業などが少なくなっていく現場を鑑みると、必ずしも「時間が買う」ことが必須ではない状況が増えてきた。実際に、11月/12月は残業時間がほぼ0で、家に帰ってから無駄に過ごす時間が増えてきてしまった。逆を言えば「残業代のぶんは給与が減る」ということであり(実損失の有無は置いといて)、それを考えると空いた時間でできる作業であれば手作業に戻した方が良い。

つまり「時間をかけてカネを買う」戦略にシフトした方が良い時代になりつつあると感じてきた。ここ数年でヘルシオホットクックや食材の定期宅配など、「時短で安く」を実現するソリューションは増えており、自分のライフスタイルにあう形は20代のうちに再度模索しておきたいと思う。

やる:筋トレ

もともと自分は運動が苦手で「体を動かすのが面倒くさい」と感じるタイプの人間だ。そのため自分が運動をする目的は「健康診断でA判定がずっと継続する程度の健康体でいる」という1点だけであり、筋肉モリモリマッチョマンの変態になりたいとかモテたいとかそういう類のものではない。

そういったこともあり、以前会社の同期でボルダリングする集まりに参加していたことがあった。

少しずつ登れるようになってきて、上達を実感するようになるところまではよかったのだが、登っている最中に同期の多くが骨折などの大きな怪我をかなりの確率で患っており、それより運動神経が悪い自分が今後同じようにやり続けたとして、同様かそれ以上のまずい事態になる可能性を考えると、あまり気乗りしなくなってしまった。

また基礎体力が他のメンバーと圧倒的に離れていて、これ以上上達しようにも筋トレを先にした方が効率的くさいなーとも思えていた。とはいえジムに通うとなるとそれなりの準備や毎月の月謝が必要だし、トレーニングシューズやウェアを準備して持っていくのも気が重く、もっと気軽に運動したいなぁと思う、でもそうするとさらに月謝が…という思考のループにハマってしまっていた。

そして辿り着いた結論としては、「自宅でやればいいじゃん」ということ。自宅なら毎日絶対に帰ってくるし、人目を気にして着替える必要もないし、好きなタイミングでできる。移動時間もかからなければ当然月謝もないし、YouTubeを見れば正しい筋トレの動画は無数に転がっているし、アニメや動画を見ながら同時作業もできる。

そう考えると自宅筋トレはメリットだらけだなぁと思えるようになって、早速懸垂機やフロアマットなどを揃えて筋トレスペースを作った。

とはいえこの初期投資も1万円程度しかかかってないので本当に気楽だし、仮に失敗しても捨てたジム費用のように苛まれることもない。

実は買ったはいいがヤフオクの品が場所を占拠していたため、まだほとんど着手できていなくて幸先はいきなり悪いのだが、改めて1週間のトレーニングプログラムを組んだ上で帰省直後から取り組んで行こうと思う。

やる:TOEIC&英会話

昨年はプロダクトオーナーという、他者との会話を軸とする仕事を主務にしていたが、英語が流暢に話せないため、アメリカの同業者と身のある会話ができないと痛感することがあった。

今はGoogle翻訳やポケトークなどもあり、メールのやり取りはいくらでも時間を使って書けるからどうとでもなるしやれんこともないのだが、流石に出張してイベント会場で現地エンジニアと話すとかだとどうしようもない状況が多く、改めて英語を真面目に学び直さないとプロダクトオーナーとしてはダメだなと思うようになった。

英会話は継続的に続けられないと成果が上がらないものなので、如何に普段の生活の中で続けられる時間とモチベーションを作るかが鍵だと思っているが、その前にイディオムや英単語の知識不足を改善する方が先決と感じていて、まずはTOEICの勉強を改めてやり直して、今年中で800点までは向上させようと考えている。

一通りの表現などに精通して脳内変換なしで英語をパースできるようになった上で、改めてオンライン英会話などで実力をつけていく流れにしたい。

やる:歯の治療

自分の上の前歯の1本は、20年前からほぼ神経的に死んでいる状態になっており、歯科検診を受けるたびに「30歳になる前にはなんとかした方がいいかも」と言うことをずっと言われていた。

幸い、今の歯医者で見てもらってからは状態は安定しており、機能的にも問題はなかったのだが審美的な部分があまり良くなく、またここ数ヶ月で歯茎の方に少し違和感を感じ始めていて、30歳になる今年、いよいよ抜歯も含めて根本解決を計らないとまずいなーと感じている。

選択肢としては、差し歯、ブリッジ、インプラントなど色々な選択肢があるが、審美性とメンテナンス性、寿命、デメリットなどを考えるとまずインプラント一択だと思っていて、後は如何に安く治療するかということになる。

インプラントは保険適用外ではあるが、「治療目的」と判断されれば医療費控除の対象には含められるみたいなので、相談して安く治療する方向で安くできるようにしたい。お金も健康も見た目も大事だよー。

買う:Oculus Quest

Oculusの6DoFヘッドセットは絶対欲しいものの筆頭。動けるヘッドセットにはかなり魅力を感じるので色々遊び倒したい。

ちなみに:やれんのか問題

まぁ大変素晴らしい目標ばかり並んでいて、「こんな全部うまくいく訳ないやろ現実見ろ」というのがこれまでの人生からした個人的な見立てではある。

どれか1つに絞るとしたらまずは自炊、そして英語に行くと思うのだが、「Oculus Quest買えた、VRたーのしー!」だけは絶対無いようにしたいなぁと思うことしきりである。

ちなみに普段のタスク管理だが、自分はOmniFocusをもう3年くらいは使っている。

自分で習慣化したいことについては、タスク管理ツールであるOmniFocusにすべてRoutineWorkと言うプロジェクトを作って投入し、毎日リマインドするように繰り返しを設定している。

こんな感じで、毎日やることは所定の時間でリマインドできる状態になっている。

このフローの中で自炊も筋トレも英語もこなせるようにしていきたいなぁとは思っているが、うまく回らなかった時に解決するのが辛いなぁという感じ。とりあえず継続してやり続ける時間をしっかり確保することと、挫折しないモチベーションを保ちたいというところがさしあたっての課題かなーという感じ。がんばるびぃ(唐突)

やらない・封印予定のもの

やらないことを決めるのも大事だよと言うことで。

やらない:Wonderland Wars

これまでストレス解消とコミュニティへの帰属意識を持つことを目的にゲーセン通いを続けていたが、毎日1セットやるだけでも相当の趣味の支出になり、かつ上位グレードに上がれない自分にイラついたり、如何に良い味方を引けるかみたいなゲームになりがちで、逆に自分のストレスになるようなことが増えてきていた。

また、将来を見据えると、今の趣味を結婚などライフスタイルが変わった後も続けられるか?と考えると、やっぱり継続的に続けるのは難しいなと感じていて、だったら一度スパッとやめてみようと思うことにした。

Wonderland warsはこれまでやってきたゲームの中でも本当に良いゲームで、運営の距離が近く、バージョンアップごとに新要素が次々と出てくる、コンセプトも面白く親しみやすい、と色々自分の価値観を変えてくれたものだったが、今後は見る専くらいに止めようと思う。既に全国対戦はやらなくなって久しいので、もうこのままフェードアウトと言うか引退ですね、はい。

買わない:イヤホン

昨年は何度か、AirPodsに変わるイヤホンの購入を検討していた。理由はノイズキャンセリング機能の欠如と、より高性能な機能性のあるイヤホンがあるのであれば乗り換えればいいじゃん、という2点。形状は左右分離型にこだわっていた。

出張が多くなると飛行機や新幹線など、騒音を止めた状態で過ごしたい場面が増えてきて、そう言った環境下での対策を検討したいと思っていた。ただ改めて考えると、既に有線のQuietComfort20は持っているからiPhoneアダプタを持って乗れば良いだけの話で、そこまで優先度も高くなかった。

機能的にメリットがあると思い惹かれたのはIQBudsで、音質も悪くなく、値段以外は良い製品だなと思った。ただ先日PayPay祭りで購入したIQBudsは、初期不良が出て返品した(加えて、ケース収納時にハウリングが発生する仕様が癇に障って、再度買う気にはならなかった)。

もちろんSONYなどの大手も一通り見たが、ソフトウェア側で音声の遅延が大きかったりでスマホゲームには使いづらく、iTunesの音楽を止めてスマホゲーに戻るとなぜかゲームの音声も止まると言った問題や、操作も直感的で無いなど、基本的な性能部分に不満が残り、買い換えるほどには至らなかった。

後なぜかヨドバシで試聴するとあいつら壊れてるんだよな。運が悪いのか試聴した人が相当手荒に扱ったのかは知らないが、そう言う意味でも不安があったのもある。

この2つを除くと、あとはBOSEとJabraあたり見て妥協するか?みたいなところだったが、どちらのメーカーも今ひとつ食指が動かず、今大枚叩いてまで買う価値は無いよなって感じで流れてしまった。

ぶっちゃけある程度まで行ったら音質は付加価値に成り下がるので全く選考基準にならないし、聴き比べるよりも音飛びしないとか、ノイキャンの有無とか、機能的な側面での比較表みたいなのがほしいところなのだが、そう言った価値基準での比較がほとんどネット上にもないし、どこのメーカーも左右分離型はメインストリームではなく比較も難しく、選ぶのに疲れてしまった。

そう考えると、やはり今AirPodsを超えるほどの満足度が得られる左右分離型イヤホンは市場に無いもしくは見つけられないと判断したため、新型AirPodsが出るまでは様子見することにした。

AirPowerが出たらワイヤレス充電くらいまでは環境を作るかもしれないが、今のところ有線充電で満足できているのでそこも様子見で良い気がする。

後、意外だったのがノイズキャンセリングは無い方が実生活で都合が良い場面が多いという発見だ。

職場でノイキャンつきイヤホンをしていると、他者から話しかけられても気づけ無いことが多かったが、AirPodsだと余裕で気づけるし、なんならそのまま会話できる。複数の番組や作業を同時に進めるときなども、ノイキャンつきのイヤホンだと1つの番組に集中せざるを得ず、時間効率が下がる問題が発生した(例えば、AirPodsを使えば、iPhoneを使ってAbemaTVでFateの年末特番を見ながら、紅白歌合戦を見て、かつ家族とも井戸端会議する、みたいな芸当ができる。てか実際今年の年越しもやった)。

これをなし得るのが左右分離かつカナル型で無いAirPodsの魅力だと思うし、そのメリットを感じているうちは買い換える必要やっぱり無いよね、と言う結論。

やらない:マンション選び

これまで何度も引っ越したせいでマンションを見る目ができてしまい、「今より安い良い物件無いかなー」みたいなことをすぐ考える癖がついてしまったのだけど、改めて物件を選んでみても、今の物件より良い物件を見つけられたことがなく、やはりこれまでの中の最適解に当たったということが分かってきた。1Kにしては家賃がかなり高いため、どうしてもここを圧縮したいと思ってしまうのだが、ぐっと我慢して時間を作るようにしたい。

ただ1つだけ例外はあって、東京オリンピック直後の晴海の選手村跡にできるマンションだけは情報を追うべきだと思っている。ここだけは2020年以降で選手村から切り出されたかなり条件の良い物件が出てくると踏んでいて、不動産投資も兼ねて引越を考える可能性は大いにある。おそらく人生でもこれだけ異例の売り出しは絶対無いだろうし、逃す手はない。

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お金はまだまだ増えるらしいです。よかったですね。