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2019-11 / Notion 単推し, オートロック自動解錠, 電気代が高い話

今回の週報から、Notionで書いていくことにしました。経緯は後で。

DONE

オートロック解錠の自動化

以前、HomeKit+AugustSmartLock で、自宅のドアの鍵はスマートロック化できたのだが、問題として 「エントランスのオートロックは自動で開錠できない」 という点があった。「せっかく鍵をiPhoneで開けられるようになったのに、オートロックの為に鍵を持ち歩かないといけない…」という本末転倒な状態がずっと続いており、なんとかここも自動化できるようにしたいなぁと思いつつ。とはいえ共用設備なので鍵を取り替える訳にもいかず、なかなかアイディアが思いつかなかった。

そして先日、遂に妙案が浮かんでしまった。これだ。

すでに以前の「ふろ自動」で使っている microbot push をさらに2台買い足し、それをProtaのWebhookを叩かれた時に、2秒程度の時差でボタンを押すようにストーリーを組んだ。

このwebhookを homebridge-http-switch に設定しておき、自宅に帰ってきたら、インターホンで自宅の部屋番号を押した後、HomeKit上で「開門」ボタンをワンタップ。

これを部屋入室時のAugustと併せてオートメーションを組んだので、自宅のインターホンを鳴らし「ただいま」シーンを設定するだけで、自宅までキーレスエントリーできるようになった。まさにmicrobot pushの面目躍如というか、こういうハード側の対応ができないところは彼らの得意な領域だなぁと感心する。

NatureRemo を買い直した

以前から自宅のエアコン自動化は tado AC Control を使っており、概ね満足できるものだったのだが、この冬になって大きな問題が発覚した。そう、電気代である

昨年2月が292kWhだったのだが、今年はなんと434kWh。おいおいとなって確認すると、ジオフェンス(スマホの位置でエアコンをオン/オフする機能)が2月中死んでおり、ほぼずっと付けっ放しになっていたことが原因のようだった。

とはいえ、それを除いても今年の電気代は以前と比較してとにかく高くなった。東京ガスで利用量の月別の推移と前年度比を見ても一目瞭然。

これについては、まぁ今年はやんちゃしすぎたよねというのもあるのだが、このtadoの影響が少なからずありそうとも感じていた。

というのも、このtadoは部屋温度の調整方法がなかなか豪快で、部屋が対象の温度になったら一度エアコンを消し、その後温度が下がってきたら再度つけるというロジックになっている。下記は8月の部屋の温度の推移(+エアコンの動作状態を示したもの)だが、自宅にいない時は電源が消えて温度が上がり、帰宅後は自分の26/25度付近で小刻みなオン・オフを繰り返しているのがわかる。

ご存知の人も多いと思うが、在宅時にエアコンをこまめにオン・オフするのは、電気代の観点で言えばコストパフォーマンスが悪いと言われており、これはその典型的なダメなロジックである。

じゃあなぜそんなコスパの悪いロジックになっているのかと言うと、tadoはドイツ製だからだ。

エアコンの付いている家がとても少ないです。ドイツは寒い国というイメージがあるため、「エアコンの必要なんてなくない?」と思う方がいるかもしれません。でも、ドイツだって暑くなる時があるんですよ!(涙)暑い時には、日本のように40℃くらいになりますよ!日本と違って蒸し暑くならないのは嬉しいですが、ドイツの夏も色々大変です。

もともと日本ほどエアコンに頼る生活が根付いていないドイツにとって、どのようなエアコンの使い方が一番コストパフォーマンスが良いのか、ノウハウとしても固まっていない可能性が高いのではないかと感じる。

また、アメリカのようなサーモスタットを使った温度調整であれば、確かに細かく落とした方が都合が良いのかもしれないが、そもそも電気代が日本と同じ水準からやや下ながら物価が高めというバランスで運用できるからであって、その点でも日本ほど「本当に節約できる使い方はなんだ」という思考が根付いてないのではないかと思う。

以上から、日本の実情にあったエアコン自動化を行えないtadoだとランニングコストが今後どんどんかかっていくことになると感じたため、日本生まれのソリューションに頼った方が良さそうだな、と感じ、以前使っていて馴染みのあった NatureRemo に戻ることにした。

また、NatureRemoのHomeKit化は進んでいなそうに見えて、NPMにあげずにGitHubだけで作っている人がいたようだったので、今の所はこれをお借りすることにした。

ただ、このモジュールだとHomeKit登録時にThermoStatとして登録されてしまうため、ややアプリ上での挙動が特殊になってしまう部分があり、まだ動かないのだが自分で作り直し始めている。中身はTypeScriptにした。

とりあえずtadoを脱却して安心できる状態になってきたが、自分でモジュールを作り始めて「もっと効率化できるよなぁ」と思えるところがたくさんあるので、地道に育てていきたい所存。

Notionにブログ移行

ブログを書くのは簡単ではあるのだが、UI上のストレスが色々とあり、それが障害になって書くのが億劫になってしまうことが度々出てきているのが悩みだった。例えば、以前書いたHomeKitの記事だが、記事長が長くなったせいで、ページの更新ができなくなってしまった。どうもはてなブログだと、これ以上の長さの記事を書くと限界がきてしまうらしい。

もともと、ペライチでバーッと記事を書いていく自分のスタイルだと、あまりに長い記事だと編集ページ自体がもっさりしたり、プレビューが妙に重く感じるところもあったりしてあまり良い印象がなく、もう少しストレスなく記事を書ける媒体がないかな、と考えあぐねていた。

そこで見つけたのがこのNotionである。“all-in-one workspace” というのがウリで、様々な機能を備えた十得ナイフのようなエディタなのだが、とにかく書くのが楽で、更にACLを設定すると、そのままページをネット公開することができる。

似たような書き心地がある製品だと、medium、noteなんかがあるのだが、あちらに比べるとマクロが異常に充実している。

Instagramや画像、Tweetはもちろん簡単に貼れるし。

Instagram

これ以外にも、例えばカレンダーが欲しい時に、ほいっと持ってきたり。 (出せない)

Gistを貼り付けたり、コードだって思いのままに書ける。

#!/bin/bash
echo "Hello world!"

簡単なテーブルでSUM計算したり、TODOリストだってご覧の通り。

  • ぶたまん
  • あんまん
  • カレーまん

これがほぼWYSIWYGでアプリを切り替えずにゴリゴリ書ける上、書いてる時の動作のモッサリ感がまるでないときた。本当に狂気じみた神アプリで、なぜ存在に気づかなかったのかとだいぶ後悔している。

と言う訳で、しばらくはNotionでブログも、もうちょっとしたら昔の記事の移行や、久々にポートフォリオページなんかもここで書いてみようと思う。Notion推していくぞ。

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おひつご飯って言うからおしゃれだなーとか思って入ったんですが、思いの外色々楽しめた上、夜だと結構腹が膨れるやつでした。ちらし寿司っぽいけどなかなかよかった。

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