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2020-21 / WFHな自宅環境

ブログ2週目。早速更新が夜になってますますが私は~~元気です。~~そこそこ疲弊してます。

done

WFHな環境づくり

昨今のコロナの煽りを受けて、自分の働く会社でも2月頃からリモートワークがずっと続いている。 実は昨年12月に中野に引越したのだが、錦糸町時代 に買った自動昇降デスクはその時に売ってしまっていた。

手放した理由は、立って仕事をせずとも、どうせ会社に行くのだから、そこで運動をすれば良いと気づいたから。自転車を買ったのがその一環にあたる。 そのため、家で仕事をするのはあくまで事務作業などの集中力を要しない日に絞っており、その関係で家からはほぼオフィス家具類を排してしまったのだ。

そのため、ずっとセンターテーブルだけで床に直接座って仕事をしていたのだが、2週間くらいやったところで腰に一気にきた。 このまま続くとより体に影響がありそうだなぁとなり、すぐにオフィスデスク・チェアのセットを見つける旅に出た。

ルータボックス: 大型1つからスリム2つに分割

元々、自宅に再度デスクをいれる計画は引越しが終わった当初から考えていたところがあった。 だが、部屋の奥行きがあまりない1Kなので、以前買った Dinos PCデスク が幅を取りすぎてしまい、この問題を先に解決する必要があった。

PCデスクをルータボックスにするのはかなり良い案ではあったが、狭い部屋だとレイアウトが難しくなるということから、 よりスリムなルータボックスと、そのほかを収納するスペースを作れる柔軟なボックス的なものがほしいと考えるようになった。

まず前者については、幅15cmの極細ルータボックスを見つけて、これに切り替えることにした。 下記の写真では見えない壁側のところに光コンセントが生えているのだが、このルータボックスには、ルータ+モデムなどそれを接続するだけの最低限のデバイスが収納されている。 これのおかげで、幅の狭い壁でも残りの(左側の)スペースを大きく確保できる状態になった。

加えて、残りのデバイス(ルータと直接接続する必要のないものたち)を収納するスペースの形について検討した。 ただ、やはり以前ほどピッタリハマる家具はなかったので、発想を変えて、「自由に組み換えられるものなら良いのではないか?」と思い、自由に段組できるカラーボックスが良いのではないかと考えた。

その結果、「キューブボックスα」という柔軟性の高いカラーボックス製品ににたどり着いた。 このカラーボックスは1段ずつ同社の製品同士を組み合わせることができ、収納したいものに合わせることができる。 この製品のおかげで、スマホの充電スペースから書類、小物、工具など、用途別に整然と収納することができた。

また、この製品が優れているのは、何か新しい収納が必要になった場合でも、1段3千円程度で組み換えて使える点にある。 マイクロサービスよろしくコンポーネントが疎結合なので、入れ替えることが柔軟にできるというわけだ。

デスク: IKEA BEKANT

ようやくデスク本体の話になる。これは結論から言えば、以前使っていたIKEAのBEKANTというデスクに戻った。

以前使っていたものは黒く、左サイドに大きく膨らんだバージョン(160x110cm)だったのだが、これはかなりの場所を取ってしまっていたため、手放した経緯がある。

Instagram

この時の反省と、自分の使い方、部屋の寸法から、自分に必要なサイズは 120x60cm である、と推定し、この黄金比の机を探すことにした。

ところが、これが見つからない。正確にはあるのだが、デザインが微妙だったり、デスク自体がパーティクルボードの非常に軽量なものだったりで、なかなか自分の理想とするクオリティのものがない。

ちなみに自分が理想としていた条件がこれだ。

  • サイズは 幅120cmx奥行60cmx高さ64cm であること。特に奥行60cm条件はマスト。
  • 天板はタモ材/ブナ材 などの天然木であること。できればタモ、かつ足まで天然木だとなおよし。
  • シンプルな4本足で机の下がルンバを通れる作りであること。
  • キーボードを叩いた時に天板が揺れないような構造であること。

これを実現しようと、当初は無印良品やニトリの天然木デスクを狙っていたのだが、どれも高さ70cmで高さが変えられないので厳しい結果になった。

特に高さの条件は障害になった。PCを使うために最適な座高でデスクを選んだことが色々と裏目になった感がある(この時ばかりは流石に自分の低身長を恨んだ…)。 もちろん、高さはフットレストなどで調節することもできるのだが、そうするとルンバビリティが下がってしまうため高さ条件には拘ることにした。

結果、自分の要求を完全に通そうとすると、フルオーダーでデスクを買うことになってしまい、総額20万程度がかかってしまうことがわかった。 これは流石に厳しい…ということで断念した結果、ある程度の値段、高さ調節、ナチュラルな見た目を両立できるIKEAに落ち着いた。

チェア: IKEA HATTEFJÄLL

当初は、無印でもっとナチュラルな椅子のが見た目も良いだろう、と思ってこのへんを検討していた。4本足、天然木などもその想定だった。

ただ、やはり1日座ってPCを打つのに、ダイニングチェアは厳しいだろうというのがあったのと、肘掛やランバーサポートが一切ないのは結局意味がなくないかと。

結果、同じくIKEAで統一した構成を組むことにした。まだ県境封鎖の前だったので、IKEA本店に赴いて座り比べをした上で、一番負担が少なかった椅子に決めた。 デザインイメージが公式サイト上に上がっていたのも、自宅に置いた時のイメージを決めるための後押しになった。

照明: スタンドライト Sofia

手元が暗い問題もずっと長いこと残っており、なんとか解決できないかと色々思案した。

まず試したのが、一番手っ取り早そうだったデスクライト。以下を選んだ。

だがこれは微妙だった。一番課題だったのが「机の上の場所をとる」こと。 卓上に仕事に関連しないものを極力置きたくない自分にとって、ただの照明器具がずっと陣取るのは結構ストレスだったので、即座にやめた。

次に試したのが、天井にダクトレールを取り付けて天井照明にする方法だ。 元々レール取付用のスポットライトとLEDライトがあったため、これはコスパが良く、試してみたところかなり理想的な照明環境を得ることができた。

天井照明

だが、これもその後うまく行かなかった。 賃貸という関係上、天井にねじ止めすることを嫌って、3Mの粘着テープで貼り付けて、かつ一昼夜で重石を当てて固定したのだが、1週間程度で重力に負けてベリィ!と落下してしまったのだ。 その都度付け直せば良いか?とも思ったが、流石にこれでライトが割れたりしたらそっちのが面倒なので、これも却下となった。

結果、最後に行き着いたのがフロアランプだった。 フロアランプは床に直接置くので卓上を占領しないし、かつ高さをある程度の位置から照らすことができるので、間接照明的に使える。

結果、それをPC上から照らしたところ、理想的な照明環境を作ることができた。

そして、それが組み合わさった現在の環境がこちらである。今のところ、これで仕事が回せているのでひと段落といったところ。

現在系

ちなみに、卓上に乗っているものは以下の通り。ほぼ Apple か、そのお膝元に近い製品で固めている。

issue

ディスプレイ探訪リターンズ

あれだけ泣かせられた のにも関わらず、見る距離とMacデバイスの整理と共に、「ここまででかいのはなくて良いんじゃないか?」と思い、結局最後に残った55型ディスプレイもお払い箱にしてしまった。 そのため、最近はほぼ13インチの画面だけで仕事ができてしまっており、それで特に不自由も感じていなかった。

ところが、ここ最近「たくさんのデータやログとにらめっこする」系のお仕事が増えてしまい、改めて大型ディスプレイを必要とすることが多くなってきた。

ただ、現在手元にあるのはMacbook Pro 13インチだけで、ゲーム機やAppleTVなども一切ない。強いて言えば RapsberryPi4 くらいは繋げるかもしれないが基本はSSHで回っている。

当初は 43UN700-B を最有力候補として見ていたのだが、 USB-C と Thunderbolt3 の相性問題でちょっと二の足を踏んでいる(動画参照)。

そこでもう1つの候補になっているのが LG UltraFine 5K Display だ。 こちらは接続面の問題を解消しており、相性の良さは最高な一方、ほぼMac以外のデバイスでは利用できないという振り切った性能になっている。 今のところ、他デバイスを接続することは確かにないとはいえ、一切の接続不可というのも不安があり、そこまで思い切れないというのが正直なところだったりする。 (会社の後輩が絶賛していて気になってはいるのだが、価格も2倍以上するのでおいそれとは手が出しづらい…)

もう少しすると仕事面の問題が解決し、また13インチだけで回せるようになるのかもしれないのだが、今後もそうとは限らないので、何かしらのディスプレイ環境はまた整備するかもしれない。

東京撤退

コロナ問題により、良くも悪くも我々の社会は大きく変化してしまった。その最たる価値観の変化が「リモートワークが良い」というところだろう。 もちろん様々なメリデメがあるとはいえ、多くの人が「自宅でも仕事ってできるじゃん」と気づいてしまった今、東京一極集中の状態も次第に変わってくるものと考えられる。

「大都市に住んでいる、あるいはそこに移住してもよいと考えている人々だけを採用の対象と考えていると、多様なコミュニティに属し多様な背景、多様な視点を持つ多くの人々を排除することになる」

そう考えると、 「ウェブエンジニアである自分は、東京に高い家賃を払ってでもいる価値があるのか?」 と考えてしまうようになった。 仮に月に1度出社する必要性があったとして、その時数時間かけるくらい別に良いじゃんと思うし、それで家賃や物価のメリットを受ける方が大きいなと感じる。 (リニアが開通すれば名古屋-東京が44分…すごい時代になるな…)

出社を一切度外視すれば、国内で地震のリスクが比較的マシな岡山、広島などの中国地方、 相模トラフが木になるものの小田原などは非常に魅力的に感じているが、さてどうしたものかと言ったところである。先はまだまだわからない。

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仕事で疲れても、うまい飯、あつい風呂に入るのはとても大事だなと感じたのでした。力強く生きていこうな。

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